新型コロナウイルスの流行により、国境は封鎖されて多国籍企業は苦労することになりました。
日本は中国に工場を持っている企業が多いですが、その工場も一時的に閉鎖されたり中国進出が頓挫したりした企業も多いことでしょう。
アフターコロナという新しい在り方が模索されている現代ですが、中国進出サポートはどのような現状になっているか解説します。
ひとつめは中国と他の国の緊張が高まっています。
米中関係は冷え込んでおり、欧州やインド、中東諸国といった国々も中国と距離を置き始めているのが現状です。
クアッドやオーカスと呼ばれる枠組みが登場し、日本はクアッドに参画しています。
日本の経済は中国なしでは立ち行かない現実がありますが、アメリカをはじめとする国々に追随する可能性はあります。
特にロシア問題で中国が独自路線を取ったり、台湾有事が起きたりすると中国進出は困難なものになるでしょう。
しかし、それでも中国側は日本を必要としています。
実は日本はアメリカに次いで中国の貿易相手国の第2位です。
海外進出拠点数は3万3000拠点を数えています。
中国離れが起きたら、それは中国にとっても深刻なダメージが予想されますから何らかの形での関係の継続は模索されるでしょう。
海外進出サポートを支援する企業は、こうした現状に合わせて対応が進んでいます。
販路の開拓や輸出の需要、海外進出の戦略立案などは大きくアップデートされていますから、サポートを依頼してみるといいでしょう。